2006年04月

リバティーン

リバティーン:4月26日(水曜日)19:50~ 川崎チネチッタ9
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ハートジョニー・デップハートくんとハートジョン・マルコビッチハートくんが、コスプレで放蕩者を演じるというのであれば、やっぱり見に行っちゃいますよね~

予告編で、デップくん演じるロチェスター伯爵ジョン・ウィルモットが「僕はどこでもセックスができる......最後にはきっと自分を嫌いになる」意の台詞を言っておられたので、「カサノバ」(1976)とか、マルコビッチくん主演の「危険な関係」(1988)とかみたいな、エロエロ路線を覚悟していったのですが......

ロチェスターその人をモデルにして、ジョージ・エサリッジによって書かれた戯曲「The Man of Mode or Sir Fopling Flutter(当世風の男)」が実在するそうで、当時のイギリスでロチェスター伯爵ジョン・ウィルモットという人がどれだけ破天荒で話題に飛んでいた人であったかということが窺い知れます。
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当時というのは、エリザベス1世の3世代後、ちょうど太陽王ルイ14世の頃ですね~......なんだか感慨深いです~

舞台作品として書かれたこの脚本は、ロチェスター伯爵ジョン・ウィルモットの天才であるがゆえの悩みと苦悩とを真摯に描いてある作品で、期待していた(爆)エロエロ部分はほとんどございませんでした。

当時の世相が興味深かったです。
ジョニー・デップくんの力の入った演技が光ってます。
病気のシーンが、ちょっと痛かったですが......

ダ・ヴィンチ・コード

ダン・ブラウン著 ダ・ヴィンチ・コード(上・中・下) 角川文庫

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2004年5月に単行本が発売されてから、待ちに待って早2年。
この3月に文庫化されたので、やっと読むことができました。

バックグラウンドに、実在の団体・場所などなどを天こ盛りに配して、巧妙に作り上げられたミステリーで御座います。
キリスト教に疎い人でも、きっと充分に楽しめるストーリーでしょう。

単行本を読んだ人にしてみれば、「まだ読んでなかったの?」って感じなんでしょうけど......

映画が楽しみです。 。( ̄∇ ̄+∬キラキラキラ~♪

∬ ̄^ ̄∬ ......トム・ハンクスがロバート・ラングドンなのが、とってもとっても気に入らないけど......愛しのハートジャン・レノハートくんがヘズ・ファーシュなので許してあげる......

それにつけても、王家の血筋に当たる人が誰かに第1巻前半で思い至り、導師が誰かを2巻後半にうすうす気づき、足りない球体が何なのかを99章でわかっちゃって、聖杯の本当の在処は105章でうすうす勘づいちゃったPenguinって......

某宗教団体の出版部門を辞めてすぐに、「ムー」の読者も卒業して、清く正しく脱神っけ街道を驀進中だったつもりだけれど......、どうしても向こうが放っておいてはくれないらしい。

∬*´▽`)ノシ)`з゜)';・∴ べちべちべちべち

あとがきを記しておられる荒俣宏氏の「レックス・ムンディ」......持ってます......

ヤプログから引越

ヤプログのスキンお洒落じゃないし~
操作するのに凄~く重くなっちゃったので~
こっちにお引っ越しすることにいたしました。

微々っ微々っとお引っ越しする予定です~ 続きを読む

健康ウォーキング:祝甲州街道コース(2周目) 完歩!!

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キラキラ祝甲州街道コース(2周目) 完歩!!キラキラ

今年の初めに全コースを完歩して2周目を微々微々っと行進しております。

ゴールデンウイーク間際の本日、甲州街道コース(全長219.1km)を踏破いたしました。
5月3日には、田舎でウォーキングマラソンしちゃうんでますます先に進めそう!!

サクッと「奥州街道コース(全長190.2km)」に邁進だ~~!!


ちなみに「健康ウォーキング」とは、毎日のウォーキングでの歩数を入力すると、仮想コースの距離に換算され、ネット上で仮想の旅ができてしまうという優れものなんです~!!

▼興味がある方はどうぞ
健康ウォーキング https://gnl.cplaza.ne.jp/walking/index.html

立喰師列伝

立喰師列伝:4月19日(水曜日)21:25~ 川崎チネチッタ10
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あの「攻殻機動隊」の押井守監督が「アニメーションの原点“ベープサート(簡易人形劇)”を原型に、デジタル写真を3DCGアニメーションとして動かす、まったく新しい映像技法“スーパーライヴメーション”を駆使して、未曾有の映像体験を創出」した! と予告を打たれては、見に行かざるを得なくなるというのが、押井ファンと自称する者の義務である。

が、しかし、

会場に入ると、191席ほどの座席の中央ブロック中央部分に20名に満たない観客がいるのみ......なぜだ......
この映画を観賞して、Penguinは吹き出すほど面白いと思うシーンとう~んと思わず唸るシーンの連続であったわけだが、始まって30分ほどで、席を立つ観客が4人は存在した。
いわゆる一般的な押井アニメを期待して見に来た観客には、見るにたえないモノであった、かもしれない......

が、しかし、

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この映画は、その企画の初めから「押井流戦後の日本史」としての位置づけを与えられた作品であり、押井氏の実写初監督作品である「紅い眼鏡」(1987)で、天本英世氏演じる「月見の銀二」というモチーフから生まれ出たものであれば、この展開は自明ではなかったかと思える。
(Penguinは全く内容を知らず観賞したわけであるが 爆)

が、しかし、

仮令、それを知らずに見たとしても、民俗学者・犬飼喜一の言として述べられる、押井氏の見た戦後の日本の景色には郷愁を誘われる。そこに「立喰師」という――月見の銀二に始まり、ケツネコロッケのお銀、哭きの犬丸、冷やしタヌキの政、牛丼の牛五郎、ハンバーガーの哲、中辛のサブ、フランクフルトの辰に終わる――虚構の存在を配置したことにより、各変遷ごとの時代の真実の姿が垣間見られると思ってしまうのは、Penguinだけだろうか......

が、しかし、

Penguinが関わっていた某思想雑誌でお世話になったこともある、文芸作家・吉本隆明氏らの言葉を交えながら、怒涛のごとく紡がれていく山寺宏一氏の驚異ナレーションもすばらしく、ついつい、書き言葉で喋ると絶賛されたかのハート西部邁ハート氏の弁舌を彷彿とさせると思いつつ、ほくそ笑んでしまうのはPenguinだけだったのではないか......

が、しかし、

愉しみはそれ上述のみにあらず、とにもかくにも、この「スーパーライヴメーション」、スモーキーな3DCGの緻密な背景の上にガサガサとチープで目障りな2次元の画像が動き回るのが、かつてのアニメを思い出させ懐旧の念に浸らせるのだが、象徴的なモチーフだけは滑らかにやけに艶めかしく動くので、却って目が惹き付けられるという、なかなかに一筋縄ではいかない映像作法であり、これだけでも充分楽しめる作品ではないかと......

何はともあれ、合い言葉は、「I'm standing on the moon!」なのである。

▼「立喰師列伝」オフィシャルサイト
http://www.tachiguishi.com/top.html

▼「押井守、『立喰師列伝』を語る!!」(Web Newtype 公式サイト ホットニュース)
http://pc.webnt.jp/hotnews/hot_050808.html

ナイト・ウォッチ

ナイト・ウォッチ:4月12日(水曜日)20:40~ TOHO CINEMAS川崎4
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最近ちっとも東京に出ないので、こういう単館ロードショウチックなものを見る機会も極稀になってきております。

川崎にはチネチッタとTOHO CINEMASがあるのですが、同じタイトルのメージャーどころの作品ばっかり一緒にロードショウにかけていて、Penguin的にはとっても不毛な気持ちがするんですが......これも東京と神奈川の文化的レベルの差かもしれないと思う今日この頃です。

予告編で「ロシア版マトリックス」だの、「『ロード・オブ・ザ・リング』後、われわれを魅了するほかの映画など想像できなかったが、ティムール・ベクマンベトフのファンタジー超大作は違う。リドリー・スコットのように、ティムールはとてつもない映像作家だ。『ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR』は驚異的パワーを持つ長編大作だ」とクエンティン・タランティーノが大絶賛しただのと聞かされては、見に行かないわけにはいかないでしょう。

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さて、内容は......「光りと闇との1000年戦争」のさなか予言の“偉大なる異種”が出現した場合どちらの側に付くか......という感じの物語なわけですが、全体的な世界観や斬新な映像が、Penguinとしてはとっても楽しめました。
“災いを招く聖処女”のモチーフや“偉大なる異種”のモチーフ、それに虫や烏などの使い方、などなど、これまでになかったものもたくさんありますから、大変お勉強になりました。

ただし、基本ロシア語なので、一番いい字幕の位置が英語字幕に取られており、日本語の字幕がとっても見づらいため、内容の把握が難しかったです。
DVD出たら買いたいかな~

ロシアでベストセラーになったという原作は「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」「ダスク・ウォッチ」の3部作となっているようです。
早く文庫にならないかな~

Bon Jovi JAPAN TOUR 臨戦記

Bon Jovi JAPAN TOUR ―― Have a Nice Day:4月8日(土曜日)17:00~ 東京ドーム 2階13列108番
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さてさて、どんなに辛いことがあっても...... (T△T∬うぅ 聞いてくれるな......楽しいことは逃せない。
去年の終わりにボンジョビの来日を知り、お友達にチケットを買ってもらって、ずっと楽しみにしておりました。

しかも~、3月末に自宅で転んで左上腕部を骨折した、ギタリストのハートリッチー・サンボラハートくんがちゃんと演奏できるのかが心配でなりません!!

な~の~に~ なぜかPenguinは会場を武道館だと思い込んで、一路九段下へ
......到着したけど  (・。・∬三∬・。・)
......なんだか閑散としてる??  (・_・∬三∬・_・)
......そこにいる人は皆長閑に花見なんぞしてるんです~???
......∬?。?∬ なんで? ......Σ(?□?lll∬
......そのとき、(?∀(・。・;∬「まだチケット余ってるんだって~」
  というお友達の言葉が脳裡を過る
...... ((((゜Д゜;∬))) あわあわ まさかそんなに人気ない?っと握り締めたチケットを見てみると
......東京ドームロケット

...... \∬_ _|||∬ っていうか、落ち込んでるバヤイがあったら水道橋にいかなきゃ~ってことで、TAXIをGetして開演ギリギリに到着した次第です。

とりあえずビール)を買って席に行くと、お友達はすでに仕込んできたハーパーでいい感じに出来上がっているんですが、無論Penguinは素面(爆)。
遅れちゃなんね~っと、買ってきたビールをぐびぐび飲んでいるうちに、15分遅れで開演!! 続きを読む

県庁の星

県庁の星:4月5日(水曜日)21:30~ TOHO CINEMAS川崎プレミア
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いろいろ踏んだり蹴ったりなことがあったので、精神的に浮揚すべく観に行ってまいりました。元気が出るという評判でしたから......

別に、織田裕二さんとか柴咲コウさんとかを見たかったわけでもなんでもありません......ハート佐々木蔵之介ハートくんは大好きだけど出てるのも知りませんでした(爆)。

さて、フジテレビの配給というのと、フジテレビ系共同テレビで「白い巨塔」「ラストクリスマス」「エンジン」など大ヒットドラマを手がけたTV界のスターディレクターといわれているらしい西谷弘監督が、織田裕二さんとか柴咲コウさんを主役に持ってきて作ると言うからには、そう派手な失敗作があるわけもないけれども、さてさて、ただのコメディに終わらなければいいけれど......との危惧はとりあえず杞憂に終わりました。

もちろん、それはデフォルメしすぎ~ ってところは満載ですけどね~

Penguinのたまたまお会いしたことのあるエリート官僚さんは、ユニークな性格の人とかいましたが、普通にお話をするときも、ああいうエリート然とした嫌みな言い方をする方は全然ないです。
まあ、スーパー小物すぎて相手にされてないってことでしょうけど......
Penguin的には、かえって、飲み屋で隣り合わせた大企業のエリートさんのほうが数倍偉そうで態度激悪だったです!! 「こんな場末の飲み屋に来て、名刺見せびらかしてんじゃねえぞ~!!」って感じ~{BOO}

この映画では、官vs民という図式をとってますが、いうまでもなく、民間にもエリート意識丸出しで公私混同しているマニュアルだけ人間はいっぱいいるということです。 続きを読む
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