2008年10月

パコと魔法の絵本

パコと魔法の絵本:10月29日(水曜日)21:25~ 109Cinemas MM横浜4
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本日の観溜めのしんがりになりましたのは、「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督の最新作でございます。

もともと、日本の映画に信頼を置いていないPenguinが、日本人が作ったファンタジー映画を観てもいいかな~っと思ったのは、「嫌われ松子の一生」の感性がとっても好きだったことと、実はPenguinが参加している?女史主催のワイン会のお仲間に、この中島哲也監督の奥様がいらっしゃるということで、ずいぶん前から、「是非観てね~」っというお誘いをいただいていたからでございます。

チラシを見ただけで、「嫌われ松子の一生」のあのドぎつ可愛い色彩感覚は、完全に踏襲されていますから、そういう意味での刺激は同等以上のものが期待できるわけですし、出演陣がたまらない。

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まずは、パコ役のアヤカ・ウィルソンちゃん。演技的には少々微妙なところがありますが、可愛いからなんでもOKです(笑)

その他の女子では、土屋アンナ姐さん、小池栄子姐さんと、美形&ナイスバディぞろいで、しかもナースのコスプレまでしていただけた(爆)......なんて......

男子でなくても ハナヂ∬ ̄ii ̄)ブー モノでございます。

ですから、文句なんて言いようがありません。

そのうえに、役所広司父さん、上川隆也くん、阿部サダヲくん、妻夫木聡くん(はよく認識できなかったけど......)をはじめとする、超演技派揃い。

それだけでも、やっぱりけっこう観て損はないといえますね。

Penguinのお気に入りは、ほぼ前編にわたる感じですが、やはり上川隆也くん、阿部サダヲくんの怪演ぶりが、あり得ないぐらいすばらしかったことでしょうか。

出演者全員のコスプレもテンションを上げるのを手伝っていえ、とくに上川隆也くんのハッチャケ具合は近代稀に見るものがありました。

内容も、映像も、超うつくしい、日本映画とは思えない秀逸な作品でございます。

お暇がございましたら是非ご覧ください。

ゲロゲ~ロ!!! ∬(≡ °♀ °≡)∬ 続きを読む

宮廷画家ゴヤは見た

宮廷画家ゴヤは見た:10月29日(水曜日)18:45~ 109Cinemas MM横浜3
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ゴヤというと一般的に有名なのは「裸のマハ」とかなんでしょうが、Penguinにとってゴヤといえば、以前スペイン飲んだくれツアーで観たプラドの「我が子を喰らうサトゥルヌス」でございます。

この絵は「黒い絵」と呼ばれる一連のシリーズの1つで、マドリッド郊外マンサナレス河畔にあった別荘(1819年2月購入)≪聾者の家≫の一階食堂の扉の右側に壁画として描かれたものです。

いわゆる、天空神ウラノスと大地の女神ガイアの間に6番目に生まれた末弟の巨人族で、ローマ神話では農耕神、土星、時の翁(時の擬人像)としても知られるサトゥルヌスが、我が子によって王座を奪われるという予言を恐れて、次々と生まれてくる息子たちを喰らうエピソードを絵にした、超グロテスクなやつですね~

まあ、相~当~にグロいんですが、二次元だから鑑賞できるというかなんというか......

まあ、映画とは直接関係がありませんが、そのあたりの興味もあり、ナタリー・ポートマンのコスプレを観るという絶好の機会を見逃すわけにもいかず、そそくさと観に行くことを決めた次第です。

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観始めて知ったんですが(笑)、あの超個性派怪優ハビエル・バルデムくんが主演をしておられるではありませんか!!! 怪しすぎですね~、彼、やっぱり(笑)。完全にゴヤ役のステラン・スカルスガルドを食ってますよ。

とにもかくにも、ルネッサンス後期に至ってもまだ異端審問(魔女裁判)ってあったということが、衝撃でした。

そんな宗教の暗闇はせいぜい17世紀までだと思っていたので......浅学すぎますな......

フランスに革命の嵐が吹き荒れているときのスペインという、Penguin的には微妙に弱い横のつながりが、この映画でちょっとわかるようになりました。

そして、ナポレオンに侵攻されていたことも始めて知ったし......

ヾ( ̄o ̄;∬をいをい

そのうえ、ナポレオンの兄ジョゼフ・ボナパルトがスペイン王ホセ1世になっていたなんてマジ初耳(笑)

ヾ( ̄o ̄;∬こらこら

映画的には、ナタリー・ポートマン姐さんの演技力がハビエル・バルデムくんに少しも引けを取ってなかったところが素晴らしい。

哀しくて凄まじい恋の物語なんですが、女は強いって感じですか。

ゴヤの作品もてんこ盛りで、銅版画の作成過程なんかもきっちり描かれているし、本当に一粒で何度もオイシイ思いができました。


ちなみにフランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス(Francisco Jose de Goya y Lucientes, 1746年3月30日-1828年4月16日)の14枚の「黒い絵」は以下の通り


■1階食堂に配置された作品
・レオカディア (La manola)
・ユーディットとホロフェルネス (Judith y Holofernes)
・魔女の夜宴(大雄山羊) (El aquelarre)
・我が子を喰らうサトゥルヌス (Saturuno)
・二人の老人 (Dos frailes)
・サン・イシドロの巡礼 (La romeria de San Ishidro)

■2階サロンに配置された作品
・スープを飲む二人の老人 (Dos viejos comiendo sopas)
・運命の女神達(運命)(Las Parcas)
・棍棒での決闘(殴り合い)(Rina a garrotazos)
・読書(解読)(La lectura)
・自慰する男を嘲る二人の女(二人の女と一人の男)(Dos Mujeres y un hombre)
・異端審問 (Peregrinacion a la fende de San Ishidro.)
・アスモデウス (Al aquerqrre)
・砂に埋もれる犬 (Perro enterrado en la arena) 続きを読む

ウォンテッド

ウォンテッド:10月29日(水曜日)16:30~ 109Cinemas MM横浜8
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なんか、ひと月に1回映画観溜め状態におちいっております。
皆様いかがお過ごしでございましょうか?

Penguinは、定職はございませんが、なんとかではありますが細々とフリー仕事で糊口をしのいでいる今日この頃でございます。

さて、Penguinの大好物のアンジェリーナ・ジョリー姐さんの最新作でございまして、「ナルニア国物語」のタナトスさん役だったチョイへたれの二枚目ジェームズ・マカヴォイくんの主演作でございます。

いわゆる暗殺者を主題とした、バイオレンス+ミステリー+アクション+R-15映画でございますが、最近はこのようにさまざまな内容てんこ盛り映画でなければそうそう売れないのかもしれません。

出だしはなんとなく「マトリックス」ちっくなんですが、なかなかに面白いストーリー展開でございました。

監督が「ナイト・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフくんだといえば、どういう世界観かは押してしれるのではないでしょうか。

いわば、スタイリッシュでエキサイティングでちょこっとダーク。

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とにもかくにもPenguin的に一番興味があるのは、アンジェリーナ・ジョリー姐さんでございます。

たぶん双子ちゃんを産む前に撮ったのだとは思いますが......ありえんぐらいの超ナイスボディでした......産んだ後じゃないよね......きっと。

そして、へたれなジェームズ・マカヴォイくんが、案外イケてる2枚目アサシンを好演しているので、そのへんも超観どころだし、麗しのテレンス・スタンプとうさんが、渋い役どころで出演なさっておられ、これぞまさしく一粒で三度美味しいでございます。

それから、なんといってもフリーメーソンちっくな、織物ギルドというオイシイ背景。
1000年もの歴史を持つ暗殺秘密結社が、石工でなく織物工というところが意味深で、斬新で、面白かったです。

予言の織機の美しいこと美しいこと、それが秘儀中の秘儀というのは、完全に許せる納得な感じでした。

暗殺組織“フラタニティ”の最期のシーンは、哀しくも美しくありえなく恰好よすぎで、ちょこっと泣いてしまいました。 続きを読む

祝7500PV

ロケットL(・_L∬ ズン ∬ノ_.)ノ ドコ ロケット L(・_L∬ ズン ∬ノ_.)ノ ドコロケット


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いや~ 日に1回は自分で踏んでる汗かもなんですけど......(激爆)

すぐる7000PVが9月18日で、1日平均約12.4PV......

3記事が削除されたショックで、この1か月ほとんどアップしてないのに......なにゆへかPVが、いまだ十台を維持しているのは、なぜしてだしょ......?

ちょと怖いけど、1か月とちょこっとばかりで
ペンギンPV500達成~なんだか嬉すぃ~ペンギン
遅々遅々っとではありますが、日々の愉しみをアップしております
今後ともお暇な折には何卒よしなにお願い致しまする~

デトロイト・メタル・シティ

デトロイト・メタル・シティ:10月1日(水曜日)20:45~ TOHO Cinemas川崎8
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観てしまいました(爆)DMC。

Penguinも立派なヨハネ・クラウザー?世さん信者でございます。

「素の松山ケンイチくんが好きではないのだ」

と、言い続けてきましたが、最近どうも若干微妙になってきたような気がします(笑)

例によって例のごとく、内容は超アバウトにしか知りません。

なんでも「デトロイト・メタル・シティ」の原作は、ヤングアニマルでただいま連載中の若杉公徳作のギャグ漫画だそうです。

キャスティングが、漫画の世界にどれだけ近づいているかは「?」の域を出ませんが、みなさんそれぞれいい味出しておられたと思います。

ともかく始めから終わりまで笑いっぱなしでした。

特に、松山ケンイチくん。
いいですよね~ ありえないぐらいガッツリ2役を演じきっておられて、ヨハネ・クラウザー?世さん、超カッコいいです(爆)
私生活がまったく見えないところなんかが、The役者って感じ!!! で素晴らしいですよね~
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次に、松雪泰子姐さん。
お下劣でバイオレンスだけど「乙女」なデスレコーズ社長を好演しておられましたよね~
このところ、舞台などなどのお陰で、段々Penguinのなかで役者としての好感度が鰻上り的に上昇中なんですが、なかなか根性の入った女優ですよ彼女!!!

それにつけてもデスメタル界のカリスマ、ジャック・イル・ダーク役で、ジーン・シモンズが出てきたときにはビックラしただ~

生きていたのね~ まだ~

超笑えたのはメタル・バッファローとの対決シーン!! べぇべぇシゲ美仕込みなんだろうけど......「クロコダイル・ダンディ」を思い出しちまいましたよ、ちょっち...... 続きを読む
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