2009年04月

METライブビューイング 夢遊病の女

METライブビューイング「プッチーニ《夢遊病の女》」:4月16日(木曜日)18:40~ 東劇
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さてさて、昨年の「連帯の娘」では、オペラ慣れしていないPenguinが観ても、歌唱力と演技力が素晴らしかった、あのナタリー・デセイ姐さま、満を持しての登場でございます。

しかも、相手役もあの時と同じファン・ディエゴ・フローレス!!! ますます期待しちゃいますよね~

しかし、今回なんとなく「Opera! Opera! Opera!」を見ていたら、そうとうケチョンケチョンに評されていたので、ちょっと不安な気持ちのまま東劇に向かいました。

チラシの写真がまんま「夢遊病の女」なんですが、「新演出」というところとこの衣装で気がつけばよかったんですよね......

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Opera! Opera! Opera!」のmadokakipさんは、強者のオペラヘッドさまですので、デセイ姐さんやファンくんの歌唱の細部に至るまで緻密な検証をなさっておられるわけですが、新参浅学者のミーハーPenguinとしては、それ以前にこの「新演出」に引っかかってしまいました。

追記のあらすじは「旧演出」のものですが、変更されているのは演出だけですので、舞台が現在のオペラ・カンパニーの稽古場という設定というのは、やはり歌詞と合わないところが満載で......

シェイクスピアなどの古典を現代に置き換えて演出されることはままあれど......そこには原作に対する深い愛情と探求がなければならず、やって成功するにはそれなりの創意工夫が必要不可欠なわけで、そういうところから考えると、これはないんじゃないかとPenguinは思ったわけです。

だから、はっきりいってこのオペラの世界に入り込むまでに第一幕全部がかかってしまったくらいで......必死で歌詞を脳内変換するんだけれど......稽古場に泊まるという下りはなんといってもいただけなかった......

歌の方はmadokakipさんが酷評しておられた前回よりは、相当にまとまっていたようで、Penguinとしてはデセイ姐さんにもファンくんにもリーザ役のジェニファー・ブラックにも、文句はほとんどなかったんですけどね~

ところで、ファン・ディエゴ・フローレスくんは、「連帯の娘」の時のとぼけた衣装(爆)よりも、いまどきの服装の方がずっと男前アップでした。


Opera! Opera! Opera!
  LA SONNAMBULA (Sat Mtn, Mar 21, 2009)

▼++ぶろぶろ百z++ 2008年5月13日
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祝10500PV

ロケットL(・_L∬ ズン ∬ノ_.)ノ ドコ ロケット L(・_L∬ ズン ∬ノ_.)ノ ドコロケット


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ダンス20日で500いきました~ダンス
いや~ 日に1回は自分で踏んでる汗かもなんですけど......(恥)

すぐる10000PVが4月1日だったんです。

そして、「蜉蝣峠」のおかげで近頃1日平均約22.0PVあり......20日未満で......

ペンギンPV500達成~なんだか嬉すぃ~ペンギン

けど、ちょっとこあい......

遅々遅々っとではありますが、日々の愉しみをアップしております
今後ともお暇な折には何卒よしなにお願い致しまする~

ある公爵夫人の生涯

ある公爵夫人の生涯:4月15日(水曜日)20:35~ 109シネマズMM横浜2
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コスプレものをPenguinが見逃すわけはないとして(笑)、今回の気になるポイントは、「18世紀にも、スキャンダル。」というキャッチコピー......

18世紀のヨーロッパといえば、よしながふみ の言を借りると「貴族は 浮気とか 浮気とか 浮気とかに大変忙しかった頃」というご時世ですからね~

この←キーラ・ナイトレイ姐さんの的なチラシに載ったその字面を見ているだけで、Penguinの頭の中では、あ~んなことや、そ~んなことや、こ~んなことや、ど~んだけ~っていうぐらいスキャンダル妄想のるつぼの中......で、愉しい......

ヾ( ̄o ̄;∬をいをい

しかも、相手はあの困ったオッサンをやらせたら右に出る者がないレイフ・ファインズくんですから......妄想は弥増すばかり(笑)

ヾ( ̄o ̄;∬こらこら
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さて、そんなこんなで妄想に脳味噌を醸された状態で観に行ったわけですが......

「18世紀にも、スキャンダル。」とわざわざ打ち上げるほどのスキャンダルなんかほぼなかったというか......普通です(爆)

...... ○| ̄|_ とっても残念

なんだかんだいっても、まだ女性に参政権なんかない時代ですから、自由に生きるという概念自体が、今とはまったく違うわけで......

観た後で彼女を表すとするなら、の二文字、というところでしょうか。

なんでも、原作がアマンダ・フォアマンの伝記小説「Georgiana, Duchess of Devonshire」を映画化したものだそうです。そのほかにも、デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ・キャヴェンディッシュを取り上げた伝奇小説は、いくつかあるようですが、まだ翻訳本は出版されていないようです。

そして、スペンサー伯爵家という言葉でピンとくるとは思いますが、あのウェールズ公妃ダイアナはジョージアナの弟である第2代スペンサー伯爵ジョージの後裔なんです。
なんだかこのジョージアナとダイアナって重なる部分がありますよね~ どうしても......


▼フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」
 ジョージアナ・キャヴェンディッシュ (デヴォンシャー公爵夫人) 続きを読む

レッドクリフ PartII――未来への最終決戦

レッドクリフ Part II――未来への最終決戦:4月12日(日曜日)17:55~ 109シネマズ川崎7
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ポイントが溜まったのでたまたま時間の合ったこの映画を観に行きました。

Part I でやり過ぎなワイヤーアクションがなかったので、安心して観られることもあり、また金城武くんの諸葛孔明がとてもカッコよかったので、ますます楽しみなPart II でございます。

さて、おおよそのストーリーは、追記で読んでいただくとして、気になっていた前回の最後に飛ばされた白い鳩の使い道が、今回真っ先に知れるわけですが、予想どおりというかほかに考えられない使い方で......ふと思うのは、白いとかえって目立つのでやばいんじゃないか......でも、まあ、白い鳩もそういう用途に使われているようなので、別にいいんですけど、それにヴィジュアル的にも、灰二引とか濃ゴマなんかよりは白が映りはいいんでしょうけどね......

今回は前回のように幻想的なシーンはあまりなくて、どちらかというと徹頭徹尾、戦闘訓練や戦闘が目につくんですが......

そんななかで唯一幻想的だったのは、精霊流しに使われる紙製の四角い雪洞が小さな気球のように空に舞い上がって、風に乗る風景。

戦闘中とはいえ、本当にうつくしい......♪・:*:. ( ̄*∬

それにつけても、1人諸葛孔明だけ、対岸の火事状態なんですけど......軍師って、そんなもんなんすかね~ 

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幼いころ、いとこから借りた潮出版社「希望の友」(爆)の横山光輝「三国志」(原作:吉川英治)しか読んだことのなかったPenguinとしては、新たな「三国志」像が築かれた作品となりました。


▼++ぶろぶろ百z++ 2008年11月27日
 レッドクリフ Part? 続きを読む

ぷーる再開

あれは、過ぐること10年前......

「タイタニック」(1997)を観て、泳げないことからくる生命の危機を身近に感じ(爆)、このままではなんい!!!っと友人の紹介でスポーツクラブに突如通い始めて、水泳教室に入り......

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蹴伸びから始めて、クロール、背泳、平泳ぎと習得してまいりました......

が、潰れた会社に就職してから、女工哀史的勤務状態ゆえに次第に時間が取れなくなり......

賃金も貧乏なのでスポーツクラブを辞めてから、早4年、水泳をやっていた頃は相~当~よくなっていた気管支過敏の状態が、よる年波のせいもあり(笑)年々悪化してきて、咳がなかなか止まらない。

そろそろまぢめに、体力・筋力を維持する方向に勤しまなければ、すべてが弱る一方なので、通勤経路途中の区営プールに、先週から行くことにしました。

まあ、以前から目星はつけていたんですけど......ほれ、Penguinはなんといっても お尻が大きい 腰が重いので、計画を立ててから実行までにたいてい数年とかかかっちゃうんですよね~

へへ ∬*´▽`)ノシ)`з゜)';・∴

さてさて、もののサイトを調べてみると千代田区には、なんと5つもの区営プールがあるではありませんか!!!

さすが千代田区、企業からの税金がさぞやたっぷり入っていることだろう......

ケッ! '∴;・(`Д´∬

っと、思いつつ、よくよくチェックしてみると、5つのうち4つが小学校と判明(爆)

? ( ̄▽ ̄lll∬ なかなかに緊縮財政なんですね~

さて、子供がいっぱい入るプールはどうしても水が汚れるので、結局のところJR神田駅西口から5分のキラキラ千代田区総合体育館キラキラに行くことにきめました。

さて、行ってみてびっくりしたんですが、どうやら運営しているのは、あの「コナミ」らしく、しょぼい受付の可愛い~お姉ちゃんからプール監視のムキムキ兄ちゃん姉ちゃんまでが、みんな「コナミ」のスタッフウェアを着ているんです。

料金はといいますと2時間600円(区民は400円らしい)、月4回行ったとしても2400円ですから、へたなスポーツクラブよりずっと安い。

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しかも、仕切りなしだけどシャワー室も完備されていて、毛染め以外ならシャンプーをしようが歯を磨こうが大丈夫!!!

Penguinの田舎の町営プールは、石鹸類の使用は×なので、なんだかいたれりつくせり感があります(笑)

ほかに必要なのは、貴重品ロッカー代100円(使用後返金式)とロッカー代20円(使用後10円返金式)。
小銭を用意して行かないと、両替に受付まで戻らなければいけないのが、ちょっと......なところなんですが、それでも、まあ、区営ですから。

行ってその日に筋肉痛になったので、Penguinもあまり体力落ちてないじゃん!!!

ぶい ∬⌒。⌒∬v

っと、鼻高々だったんですが......

あれ? (・。・;∬

昨日からなんだか肩の周囲が尋常でなく痛い......

あれあれ (・。・;∬

もしかして、これが先週の筋肉痛?......

Σ^)/アホーアホー☆ミ アホー♪ >゜彡 バタバタ

マヂちゃんとしないと、ヤバイでつ!!!

【千代田区総合体育館】
千代田区内神田2-1-8 公式ホームページ
利用時間 
月・火・木・土  12:00~21:00
  水・金     5:30~21:00
   日      9:00~17:00
7、8月は全ての曜日9:00~21:00
休館日 第3月曜日 続きを読む

ALONE by Mario Brunello

ALONE by Mario Brunello:ビクターエンタテインメント
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[楽曲]
・アローン(ジョバンニ・ソッリマ)
・無伴奏チェロ・ソナタ(ジョルジュ・リゲティ)
・組曲(カサド)
・シャコンヌと間奏曲とアダージョ(ダラピッコラ)
・無伴奏チェロ・ソナタ ハ短調 op. 28(イザイ)

マリオ・ブルネロさまのリサイタルをに行って......

ヾ( ̄o ̄;∬をいをい

早、幾星霜......
その端正な愛くるしいクマさん顔と

ヾ( ̄o ̄;∬こらこら

ノーブルな雰囲気と深い演奏に、虜になっているんですが、ずーっと前に買ったこのアルバムは、どうしても、なんとなく、馴染まなかったんですよ......

なんといっても、先日までバッハの無伴奏チェロ組曲にはまっておりましたものですから、どうしてもクラシック頭になっていて、こういう超渋い現代音楽ちっくな楽曲の耳にはなっていなかったんですわ。

しかし、最近になって、なんだかとっても耳に心地よいように思え始めて......

このところとみに聞いてます(笑)朝な夕なに......深夜な早朝なにも......午前な午後なにも......

ヾ( ̄o ̄;∬をいをい

とにもかくにも、深いです。マリアナ海峡も真っ青な感じ.....聴けば聴くほど、

∬ ̄O ̄)ノ どんだけ深いんかい!!!

っていうところです。

なかでも気に入っているのが、タイトルにもなっている「アローン」。
作曲者のジョバンニ・ソッリマというのが素晴らしい。
現代シチリアの作曲家&チェリストで、マリオ・ブルネロくんが日本に紹介したらしいです。

今、一番好きなチェリストはマリオ・ブルネロくんですが、次にジャン・ギアン・ケラスくんか、このジョバンニ・ソッリマくんが来るんじゃないかと......ジョバンニ・ソッリマくんの演奏を聴いたことがない(爆)のに思っている今日このごろのPenguinでございました。


▼@Victor Entertainment
 マリオ・ブルネロ(チェロ)

▼Giovanni Sollima official site
 http://www.giovannisollima.it/

祝10000PV

ロケットL(・_L∬ ズン ∬ノ_.)ノ ドコ ロケット L(・_L∬ ズン ∬ノ_.)ノ ドコロケット


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ダンスついに大台に乗りました~ダンス

エイプリルフールでなくて、いえ本当に(爆)

いや~ 日に1回は自分で踏んでる汗かもなんですけど......(恥)

すぐる9500PVが3月5日だったんです。

そして、なぜか近頃1日平均約17.5PVもあったおかげで......1か月未満で......

最近、大量のコメント+トラックバックSPAMがあるので、そちらのおかげもあるかも(泣)


ペンギンPV500達成~なんだか嬉すぃ~ペンギン
遅々遅々っとではありますが、日々の愉しみをアップしております
今後ともお暇な折には何卒よしなにお願い致しまする~

METライブビューイング 蝶々夫人

METライブビューイング「プッチーニ《蝶々夫人》」:3月29日(日曜日)11:00~ 109Cinemas川崎9
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チラシにあったクリスティーナ・ガリャルド=ドマスの蝶々夫人の画像が、あまりにイメージにピッタリで、凄~く期待していたんです......

さらに、演出が「イングリッシュ・ペイシェント」「コールド マウンテン」などで有名な映画監督のアンソニー・ミンゲラ!!! 実は昨年の3月になくなったということで、映画キチPenguinとしては、そういう点でも、とっても興味津々なわけでございます。

幕が上がってすぐに、日本風な衣装で金の扇子をもったダンサーが、無音のまま踊りを披露していたんですが、こちらが日本舞踊とは似て非なるもので、似せている部分がかえって鼻についてしまい......どうせなら西洋人の感じる日本を表現したモダンバレエなんかのほうが、ずっとよかったんではないかと......

そんなこんなで、なんだかな~......っと思っていたところ、ダンサーが投げ上げた扇子を落としそうになって......たおやかな雰囲気すらも失われちゃいました。

さて、本編に入って、いよいよクリスティーナ・ガリャルド=ドマスの登場かと思いきや......なんだか違う感じの人で......

どうやら、なぜかまたもやクリスティーナ・ガリャルド=ドマスが体調不良とかで代役に......パトリシア・ラセットというちょっと太めのお姐さん。

歌は凄くうまいんだけど、どうしてもガイジンが日本人を演じている違和感があって、なんだか滑稽さのほうが上回り、「蝶々夫人」の世界に没入するまでにとても時間がかかってしまいました。

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子役と召し使いが人形になっていて、いわゆる文楽から発想を得たようで実に面白い取り組みだとは思うんですが、なんといってもどいつもこいつも日本人ではなく、いわゆる漢民族顔をしていて、見慣れるまでにこちらもちょっと時間がかかる。

振付家のカロリン・チョア(ミンゲラの妻なんですよね~)が中国系といこともあり、こういうことになってしまうんでしょうが......日本人としては、もうちょっと人形の造詣も考えてもらいたかったかな~

今回は、これまで以上にカメラのスイッチングが悪く、よくわからない場所を移しているショットがあちらこちらにあって、しかも三幕目で一瞬音声が途切れる部分までがあるという体たらく......

プロなら、ちゃんとやれよ!!! 今回はマジで憤ってしまいました。

歌唱力的にはとても素晴らしかったと思うのですが、「蝶々夫人」の世界に入り込もうとするたびにはぐらかされて、なんだか不完全燃焼のまま上映が終わってしまい、これで3500円はちょっと高い感じがぬぐえませんでした。

大好きな演目なのでとても残念!!!


Opera! Opera! Opera!
  MADAMA BUTTERFLY (Sat Mtn, Mar 7, 2009) 続きを読む
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