20世紀少年 最終章 ぼくらの旗:9月16日(水曜日)21:45~ TOHO CINEMAS川崎5
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いよいよ最終章ということで観に行ってまいったわけですが、例によって例のごとく、途半ばで眠ってしまい。
Penguinの観たものがはたしてどの程度のものだったのかを確認すべく、再度観に行くのに、本日までかかってしまいました。

もちろん原作はまだ読んでません。

っていうか~ やっぱりあの絵だと読む気になれないというのが実際のところ......

さて、映画の方は原作とは違った結末になっているとのことですが、そういうわけでPenguinには、まったく状況がわかっておりません。

しかし、最後の最後のシーンはちょこっとご都合主義的な感じかな~っと、結局のところ、ケンジの自己満足にすぎないのですから......

とにもかくにも、この物語の重要なところは、悲しいほどのチープさ!!!

だからこそ、哀愁があり、悲哀があり、懐かしさがある。

あのロボットが、起動戦士チックだったり、アンドロイドちっくだったりしては、絶対にいけないし、ケンジの歌が上手すぎてもいけない。

ともだちが本物ちっくでも絶対にいけない。

一世を風靡し、単なる妄想族の人殺しに落ちぶれた、某テロリスト教団のごとくに、何ゆえあんなものに......、と思わせるものでなければならなかったところに、この作品の真髄があると思われました。

見終わってなかなかに考えさせられた作品です。

でも、原作は読まない(笑) だって、絵がきたないんだも~ん

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【DATA】
20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

(C)1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館 (C)2009 映画「20世紀少年」製作委員会

ジャンル:SF
監督:堤幸彦
出演:唐沢寿明/豊川悦司/常盤貴子/香川照之/平愛梨/藤木直人/石塚英彦/宮迫博之/佐々木蔵之介/山寺宏一/高橋幸宏/佐野史郎/森山未來/古田新太/小池栄子/木南晴夏/石橋蓮司/中村嘉葎雄/黒木瞳
原作:浦沢直樹(「20世紀少年」小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
脚本:長崎尚志/浦沢直樹
配給:東宝
2009年/日本/2時間35分

--あらすじ--
“ともだち歴3年”(2017年)。世界は「世界大統領」として君臨する“ともだち”に支配されていた。殺人ウィルスが蔓延した東京は聳え立つ壁により分断され、都民の行動は完全に制限されていた。
“ともだち”の追手から逃れ、身を潜めているかつての仲間たち。
荒れ果てた新宿でオッチョは反政府組織として武装蜂起する氷の女王・カンナの存在を知る。
そんな中、“血の大みそか”以降、行方が分からなくなっていた“あの男”も遂に…!それぞれの想いとは別に着々と近づく新たな絶望。
“しんよげんの書 ”には何が描かれているのか?“ともだち”の計画とは?